表現者として存在し続ける鳥居みゆき
最近鳥居みゆきを観なくなりましたが、彼女はテレビに出演する以外に新たな活路を見つけ、多方面で活躍しているそうです。
かくいう私は勿論彼女の名前は存じ上げていましたが、彼女の本分など全く分かっていませんでした。
大学生になってお笑い研究会に入会した私は鳥居みゆきについて調べる機会を得ました。
彼女のことをありし人は天才と称します。
ピン芸人は押しなべて成功する確率は低いのです。あなたは覚えていますか?7年前ほどだったでしょうか、一発屋ブームです。彼女もそのブームの一人としてみなされてきました。その一発屋たちは大多数姿を消しています。しかし、彼女の目指すところは「表現者」であり、テレビに活躍の幅は縛られないみたいです。
過去の出演作品や動画を探ってみても、彼女は一貫して奇抜な雰囲気を保ってきました。しかし彼女のその雰囲気は精巧に創り上げられた一つのキャラクターではないのでしょうか?私は彼女の実際を理解できていません。
旅ずきんちゃんという番組が今年でしょうか。放送されました。彼女にかつての面影は残っているものの、彼女は基本的に一般人でした。私の友人にも彼女のような人はいます。そう感じました。
彼女のかつては一つの一貫した作品だとしたらどうでしょうか?
私は彼女の何を信じればいいのかわかりません。今でしょうか?過去でしょうか?それともメディアを通じて彼女の本分を理解するのは不可能なのでしょうか??
私は向こう何日間か彼女について考え、また私の理想のお笑い芸人をかたどっていきたいと思っています。
私がメディアに存在するなら、私はどのような表現者であればよいのだろうか?
西域英美